都七福神巡り 7

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大雄寶殿の裏にある法堂。こちらは中に入れません。
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法堂の勾欄や入り口にはこのような模様が入った木が組まれています。これは卍、卍くずしの文様となっていてこれも中国独特のものですね。ラーメン鉢もそうですよね(笑)いや、ラーメンと一緒にしちゃいけないか。
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この桃も中国ですね。やっぱり万福寺は中国だなぁ(笑)
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これは法堂から見た本堂、大雄寶殿。
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回廊に置かれた椅子。万福寺には何故か椅子がものすごくたくさん並べられています。
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あと、私の大好きな灯籠もいっぱいありました。あまり写真には出してませんが、灯籠の写真だけで20枚以上撮ってます(笑)
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やってきました、ここが座禅道場です。初めの方から話していた、どうして私が万福寺を避けるようになったのかの長い話を…(ここまでの説明が短かったのは最後の最後に長すぎる道場の説明を聞いてもらうためでした!)
でもね、私が修行したのはこんな立派な道場じゃなかった。
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そう思ってこの地図を見てみた。真ん中少し左手にある禅堂を書いてあるのがこの道場で、他にもたくさん建物がある、多分そのどれかが私が修行した道場じゃないかなと。
では、私が今までに2回行った万福寺の話を。

まず一回目に行ったのは大学の時でした。私は栄養士になるための学科にいてその課外講義の一環として万福寺の普茶料理を食べに行きました。普茶料理についてはこちらをご覧下さいね。少しだけ説明すると普茶料理は4人一組で食べるもので大皿に4人分がのっています。精進料理なので肉魚は使わず、でもそれっぽく見えるように工夫して作ってあります。有名なのは、豆腐を潰したものを固めてそれを海苔に貼り付けて照り焼きにしたもの、見た目は蒲焼きそのものです。
もちろんですが、その時はお客様で立派な料理を食べさせて頂き、楽しく過ごせました。

そして二回目、その大学の研修で行ってから半年後でした。就職した会社の研修で座禅道場体験があったのです。今は2泊3日が最高のようですが、私の時はもっと長かったです。確か1週間近くあったような。長く感じただけなのかな。座禅体験についてもこちらに載っていますが、実際はこんな生やさしいもんじゃなかった!(笑)
修行に入ったのは新人営業13人(男子10人と女子3人)と同伴の上司2人の合計15人。
まず1日目のご飯から最悪が始まりました。夕方から道場に入り、修行の大まかな説明を受け、夕食。修行なので大学の時に食べたようなご馳走が出るとは全く思っていませんでしたが、出てきたのはご飯1杯、たくあん2切れ、味噌汁、お茶1杯、終了。いや、それも想定内でした。問題はそのご飯が腐ってたこと。私が研修に行ったのは6月の梅雨時。腐りやすい季節なのに、きっと朝に炊いたご飯だったのでしょうね。明らかに腐っている強烈なにおいが。同期の男子が「あの…これ腐ってますが」と言ったのがいけなかった。「腐ってる?ふざけるな!!腐ってようが、食えるだけましだろうが、そんなこと言うのなら全員ずっと食事抜きだからな!!!」と。仕方なく私たちは腐ったご飯を食べました。吐き気を抑えながら。食べ方にも手順があります。食べる順番もあります。姿勢は太ももと背中は直角で真正面だけを向いて食べます。目を動かしてもなりません。菜箸のように長いお箸で食べます。(食べることも修行の一環なんだそう。でもHPの写真にはそんな姿や箸は載っていなかったのでもう今は違うのでしょう)たくあん一切れとお茶を一口残し、食べ終わった茶碗にお茶を入れ残しておいたたくあんで茶碗を洗います。そしてそれを布巾で拭いて終わり。自分の名前を書いた棚にしまいます。そうなんです、茶碗も箸も洗わないんです!あの腐ったにおいがするご飯が入った茶碗を修行中ずっと使うのです(泣)
腐ったご飯1杯で20歳そこそこの子たちのお腹が持つ訳はない。おまけに気を紛らわせようと思っても煙草も吸えない…私たちは夜中、脱走をしようかと企みました。幸い私は同期の子たちを乗せて自分の車で来ていて道場から見えるところにあります。私のレビンも「もう帰ろうよ…」と泣いているように見えます。しかし脱走したら連帯責任、他の子や引率の上司にも迷惑がかかります。泣く泣く諦めて9時に寝ました。お腹が減って寝られる訳もないのですが。朝4時、あの魚を叩く音がします。掃除、座禅…そして恐怖の食事。

座禅も辛かったです。(食事ほどじゃなかったけど)あれって普通にあぐらを組むと思っていますよね?違うんですよ。そんな足の組み方したら足首の骨が折れるんじゃ…という組み方で座ります。で、座禅中は一切体を動かせません。一切…そう、絶対動いちゃいけないんです。同期の子が風邪をひいていて鼻をすすりました。「おい!誰や今鼻をすすったのは。鼻なんか垂れ流しておけ」「ええええええ!鼻もすすれないの?」
座禅中、私は散々動いて警策で叩かれまくってました。じっとしてるなら背中を叩かれて動いた方がずっと楽なんです。でも何度目かの時、あの事件は起きました。「バシッ!!ボキッ!!」何そのボキッって音…と思ったら私の前には真っ二つに折れた警策が。後で背中を見たら真っ赤に腫れ上がってました(笑)いやいや、笑ってる場合ではないか。
まぁそんな調子で座禅研修は終了したのですが、あの数日は本当に本当に地獄でした。これに耐えられたのだから私はきっとこれから先どんな苦労にもどんな嫌なことにも耐えられる!と思いました。そう思ったのも束の間、配属されて仕事が始まったら即、それ以上の地獄が待っていた訳ですが(笑)
この修行、実は私たちの年から始まったのですが、あの1回で終了しました。引率の上司が「あんなつらいの、二度とごめんや。誰や、あんな研修見つけてきたのは!」と大激怒して。HPにも書いてありましたが2泊3日で1人25,000円くらいしていたので私たちのように1週間近くあったらもっと高かったはず。そんなお金出すのならくれたらいいのに…

そんな道場の地獄を思い出すとどうしても万福寺からは足が遠のいていた訳です。最近はそんな道場研修やったら大変なことになるのでもっと楽にはなってるみたいですけどね。
いやぁ、長くて読むのが嫌になったでしょ?本当はもっと書きたいことがあったのですが、やめておきます。
すみません、これだけ地獄と書きながら万福寺、もう一回あります(笑)